SNS公式アカウント運営
中国の主要SNS
- RED(小紅書)
- 微博(ウェイボー)
- 微信(WeChat)
- 抖音(Douyin)
のアカウント開設業務及び、リテナー運営を担当可能。媒体特性に応じたコンテンツ作成や、フォロワー数増加施策を提案・実行するとともに、蓄積されたデータを分析・活用することで、カスタマージャーニー上でのユーザーの具体的なアクションへ寄与する流れを構築します。
RED(小紅書)アカウント運営
Instagramに近い。実用的でハイクオリティーな口コミが多いプラットフォーム。
RED BOOKを用いて閲覧・検索・情報発信・情報共有の行動パターンを日常的に行う習慣が醸成されており、ブランド認知向上や口コミによる信頼感醸成に最適。
利用者数は2億人/月に達し、72%が90年代以降生まれ産まれ、50%が一線二線都市に分布し、4,300万人が情報を共有している。消費においてもZ世代を中心とした若年層がメインであり、彼らのビジネスにおける価値は貴重と考えられている。特に“女性経済”は国民消費の要であり、多くのブランドはRED BOOKを通して情報を発信し市場を開拓、拡大傾向にある。
参考: 2022年千瓜活跃用户画像趋势报告(小红书平台)
背景と概要
訪日需要拡大に伴い、日本国内の大手商業施設B社への旅前客の誘客施策として、RED BOOK運営をご提案。
施設の認知度向上及び誘致を目的に、B社の全国の施設/ブランドトレンド/観光プランなど、様々な日本での旅行やお買い物に役立つ情報について、中国語でコンテンツ制作及び投稿を実施し、アカウントの定期発信をサポート。
実施内容
「訪日旅行に関心のある中国人旅行客」を中心に、中国の若年層の関心を引くようなコンテンツ作りを実施。
◇トレンド調査
中国の旅行市場のトレンドから、中国国内のSNSで流行しているミームまで広く、デスクトップリサーチを実施。
加えて、実際にベクトルチャイナ社員及び社員の家族・友人・所属グループなど、ペルソナ像と近しい中国人のリアルな意見をヒアリングし、生の意見を取り入れた。
◇ベクトル日本と連携し、コンテンツ制作
ベクトル日本海外事業部との連携を行い、日本各地のB社施設を訪問し、インタビューや写真撮影を通じたコンテンツ制作を実施。
◇アジア各拠点への素材の共有
タイ、香港など、ベクトルのアジア各拠点と連携し、日本で撮影した素材やインタビュー内容を共有。効率よく、日本での情報を各地で配信。
◇KOL施策(インフルエンサー施策)
在日中国人KOLを起用し、日本の施設の魅力を発信。KOLのリストアップから、アプローチ、投稿フォローまで実施。KOLのファンを中心に情報を拡散し、親和性の高い層へ情報をリーチさせた。
結果
多くのユーザーの記事コレクトを獲得し、ユーザーにとって役立つ情報発信に繋がっている。
担当者コメント
常にアンテナを張り、若者の好みやニーズ・流行を把握するだけではなく、ビジュアルを通して視覚的に訴えかけれる訴えかけることのできる記事投稿づくりをに心がけている。
またプラットフォーム自体、不定期に機能やサービスのアップデートが行われるため、最新のプラットフォーム規定を把握していることが重要である。
微博(ウェイボー)アカウント運営
日本のTwitterに該当。速報性があり、情報拡散型のプラットフォームとして若者を中心に幅広い年齢層に利用されている。消費者が自らの情報を発信するというよりは、KOLの投稿や企業の投稿を通じて情報を得たり、推し活をしたりするツールであるため、ブランド認知の向上や新規顧客へのリーチを目的とする。
背景と概要
大手生活総合ソリューション会社はSNSの情報発信に積極的であった。が、もっと多様なコミュニケーション手段で、よりブランドイメージを向上したいと考えていた。
実施内容
企業公式アカウントとは別に、企業トップである中国支社社長個人のアカウント開設を提案。社長自身のカリスマ性のあるキャラクターを際立たせるような投稿を行うことで、個人ブランディングだけではなく、企業への信頼感/愛着/親近感を醸成。
◇社長個人アカウントの運営代理
アカウントの投稿内容のプランニング、文面の作成、画像・動画素材の手配、投稿、結果分析報告を毎月リテナーで実施。
結果
企業公式アカウントからの発信だけでは伝わりづらかったブランドの想いや温度感のあるメッセージ、社長の人柄や真摯な姿勢が共感を生み、ブランドロイヤリティの高いファンの獲得に成功。現在では約15万人のフォロワーを抱え、コメントやイイネを通じてブランドへのメッセージを受け取っている。
担当者コメント
中国では権威者からの発言は特に注目を集める傾向がある。今回のように企業のトップが、自ら積極的に情報発信を行ったり、ライブコマースに出演して直接的に販売プロモーションを行うケースが増えてきている印象。
企業アカウントからは誠実性、社会貢献性などを含めた堅実な情報を発信する一方で、企業のトップ個人専用アカウントからは、本人のプライベートや人間味あふれるオフビジネスでの様子を多く発信。
オン・オフの情報をバランスよく配信することで、
・ビジネスパートナーなどからの信頼度UP
・生活者からは親しみやすいブランドとして認知され、自然に良質な口コミが発生しやすくなる
など、ブランドロイヤリティの高いファンの増加へ貢献すると考えられる。