動画・ライブコマース
目次
①「90後」ターゲット向け製品紹介動画制作
背景と概要
新型コロナウィルスの登場は、人々の暮らし、生活習慣、考え方にも大きな影響を及ぼした。
生活環境がコロナ前と大きく異なる中で、E社がいかに中国におけるニューノーマルの暮らしに貢献できるか、寄り添えるブランドであるかを伝える必要があった。
そこで、経済活動の中心ともいえる「1990年代生まれの若者=90後」を対象に
- 他人との生活で「気づく課題」
- コロナで変化した「新しい意識」
というテーマで動画を制作。18のプラットフォームにて配信、拡散した。
実施内容
人気動画メディアとのタイアップで、動画を共同撮影して配信。
「90後」が自分事化できる視点として「共同生活/シェアハウス」という場面を設定。暮らしで起こる様々な問題を解決し、支えることが出来る技術を約5分のショートドラマで紹介。
若者への共感を狙いながら、新たな顧客層の認知獲得を目指した。
動画配信は、
- SNSプラットフォーム・・・WeChat(微信)/ WEIBO(微博) / Douyin(抖音)/ Bilibili(B站) 等
- 動画プラットフォーム・・・Youku(优酷) / iQIYI(爱奇艺) 等
計18媒体へ配信した。また同時に15秒予告ショート動画も配信。
結果
- 動画再生数:約740万以上を獲得。
- 広告配信:約1,350万のリーチを獲得。
若い層へナノイーの認知拡大に成功した。
担当者コメント
20代への認知度向上のため、ターゲットのライフスタイルや消費行動特性を分析。いかに現地に住む人の目線で自分事化できるストーリーを組み立てることができるか、ということに留意して企画構成を進めていった。
また、動画の配信方法も、動画メディアの特徴を細かく把握。「予告動画を活用して期待感を醸成させつつ、リードタイムを設けてから本編を紹介する」というターゲットに好まれやすい手法をとったため、結果的に情報拡散力に勢いがつき、想定以上のリーチを獲得することができた。
②養老コミュニティブランドPR動画制作
背景と概要
中国でも少子高齢化が社会問題として顕在化しはじめ、様々な分野で新たなソリューション、サービスが生まれてきている。
E社は、中国の養老分野で事業を展開しており、この分野での認知度向上、長期的な視点でもブランディングの必要性を感じていた。
実施内容
「世代間の養老概念の差異」に焦点を当てた動画コンテンツを制作。家族の関係を描きながら“前向きに歳を重ねていく”という養老概念を伝達するプロジェクトを実施。
動画配信は①ティザー、②本編公開、③拡散の3段階を踏むことで、リーチ数の最大化を目指した。具体的には
- ティザー:PanasonicのSNS公式アカウントより動画予告編を事前に配信。期待感を醸成。
- 本編公開:有力メディアのプラットフォームを中心に動画本編を配信。
- 拡散:KOLで動画拡散を実施。
WeChat(微信)/ WEIBO(微博) / Douyin(抖音)をはじめとした計15のプラットフォームで配信することで、ターゲットとのタッチポイントを増やし認知拡大を図った。
結果
約800万近くの動画再生数を獲得。
多くの共感を呼んだことで養老コミュニティの入居・購入意欲の促進に繋がった。
担当者コメント
養老生活とは、「自立した尊厳のある生活をサポートすること」。
中国人は家族の繋がりを非常に大切にする。その文脈に沿った動画構成とすることで、結果的に多くの視聴者の共感を生み、コミュニティの入居相談というアクションまで導くことができた。
③ライブコマースでの実績
背景と概要
急成長中のライブコマース業界。
- インタラクティブ性
- ソーシャル性
- ディスカウント率の高さ
- 没入感のあるショッピング体験
が消費者に受け、市場規模が年々大きくなってきている。
実施内容
日系大手化粧品メーカーの商材に関する中国人トップKOLのライブコマースを企画・運営。
- ライバーリストアップ
- TOPライバーアサイン交渉
- タイアップ企業との連動サポート
結果
ライバーの実演を交えた分かりやすい製品紹介により、製品の特徴、魅力を存分にアピール。
視聴数約900万人へリーチし認知拡大に貢献しただけでなく、製品紹介からわずか開始3分で約12,000個を完売し、売上にも大きく貢献。
担当者コメント
化粧品業界のトップKOLである李佳琦を初期より起用してきたことで、ブランドの認知拡大に貢献。
消費トレンド、生活者の情報接触環境が目まぐるしく変わる中、現地目線でトレンドキャッチに努めていることで、お客様へ最適なソリューションを提供している。